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インデックス投資は複利ではない

インデックス投資は複利ではないというと、否定的に聞こえるかもしれませんが、私はインデックス投資はやるべきだと思っていますし、実際にやっています。

しかし、ネットで検索した際に出てくるインデックス投資が複利的に増えるという説明は正確ではありません。

ここではインデックス投資の増加が複利的ではない理由を説明しようと思いますが、その前に複利の定義を書いておきたいと思います。

複利という言葉を使う時、皆色々な意味で使用していますが、それを3つに分けたいと思います。

① 原資に対して利息がつき、その利息に対してもさらに利息がつく。これは本来の複利の     意味で、これは当てはまるケースは銀行の預金のみです。

② 投資信託の際に、配当金が再投資されること。「本来、投資家が得るはずの配当金を再投資することで、投資金額が複利的に増えていく」という説明がしばしばされることがあります。主にS&P500やオルカンなどです。

③ 投資信託や株式の際に、配当金を得て、これによってさらに投資信託や株式を買い増すこと。これも複利的と言えるかもしれません。

主に皆が思い浮かべる複利の意味は②ではないでしょうか。

そこで1つ皆さんに確認したのは、例えば100万円を投資信託を購入し、年利10%ずつ増え、3年間で+30%になったとします。そのとき口座内の金額は130万円ですよね。

ここでは信託報酬等の費用は省略します。この130万円に対して、皆さんは複利が働いていると感じますか。

これは実は、複利とも単利とも考えることもできると思います。

単利で増えていると考えた場合は、年利10%で増えています。

複利だと考えた場合は、年利約9.1%で増えています。

ちなみに例えば、3年間で+40%(140万円だとした場合)になった場合も、単利だと年利約13.3%、複利だと年利約11.9%で増えたことになります。

ちなみにネットでS&P500の上昇率を検索すると1996年から2026年の30年間で748円から7473円、約10倍になっています。これは単利だと年利約33%で、複利だと約7.98%で増え続けたことになります。

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